子どもたちの情操教育には欠かせない“絵本”。時には大人も驚くほどの想像力豊かな世界観が魅力ですよね。そんな絵本の世界を体感できる「おでかけ! 絵本ミュージアム すてきな三にんぐみ展」が、東京都葛飾区亀有の「絵と言葉のライブラリー ミッカ」にて開催されています。
開催地のミッカは、株式会社トレックが運営する子どものための小さな図書館。絵本・図鑑・まんが・写真集・作品集・ZINEなど、厳選された“絵と言葉の本”を約5,000冊も取り揃えているのが特徴です。また館内のシアターやアトリエでは、えほん劇場やかみしばい劇場などが展開。他にも小学生以下を対象とした催しものが日々開催されている人気施設なので、利用したことがある家庭も多いのではないでしょうか。
「おでかけ! 絵本ミュージアム すてきな三にんぐみ展」のベースになっているのは、福岡で夏の子ども向けイベントとして13年間親しまれた「おいでよ! 絵本ミュージアム」。絵本から飛び出したような空間が人気の展覧会が、“ミニチュア版”となってミッカに登場しました。
イベント名にもある『すてきな三にんぐみ』とは、トミー=アンゲラーが手がけた絵本のこと。宝集めに夢中な、黒マント・黒帽子姿の大盗賊3人組を描いた物語です。もちろんイベント会場には、絵本の中で描かれたアイテムや風景が盛りだくさん。たとえばミッカ入り口前通路の影絵あそびができるコーナーでは、影になって3人組の仲間入りができるかも?
展示スペースとなるミッカ館内ギャラリーでは、“あかいぼうしとあかマント”体験コーナーなどを設置。子どもたちが実際に赤マント・赤帽子を身につけられるので、絵本の中に入りこんだような気分を体験できますよ。
また3月13日には創作ユニット「トントンちくちく製作所」の協力による、赤い帽子の工作キットを50名限定でプレゼント。3月21日に開催される「ブラボー音楽隊」の“読み聞かせ生演奏ステージ”も見逃せません。
「おでかけ! 絵本ミュージアム すてきな三にんぐみ展」を訪ねて、子どもと一緒に絵本の世界を楽しんでみては?
おでかけ! 絵本ミュージアム すてきな三にんぐみ展
主催 絵と言葉のライブラリー ミッカ・NPO法人 子ども文化コミュニティ
協力 偕成社
日時 2020年11月27日(金)10:00~2021年3月24日(水)17:30
会場 絵と言葉のライブラリー ミッカ
休館日 月曜、第4木曜(祝日の場合は翌日)、リリオ館店休日
アクセス JR常磐線 亀有駅南口徒歩30秒(東京メトロ千代田線直通)
費用 小学生以下無料 保護者200円
定員 45名 / 2~2時間半ごとの入れ替え制。緊急事態宣言下は35名まで。
事前来館予約ページ http://micca.me/reservation/