「日本一の柚子」のテロワール、木頭ゆずの里
周囲を山で囲まれ、標高300~500mに位置する木頭地区は、1日の降水量が日本一を記録したことがあるほど全国的にも降雨量の多い地域です。また季節の寒暖差が激しく、畑の温度が夏は40℃まで上がり、冬はマイナス10℃まで下がるといわれています。この木頭の自然の風土(テロワール)が柚子の生育環境によく適し、柚子本来の香りと酸味などの高い品質を可能にしていると認められ、今から約50年前の昭和52年、 “農業のノーベル賞”といわれる「朝日農業賞」を果樹として初めて受賞。名実ともに「日本一の柚子」と呼ばれるようになりました。
また、柚子は かつて“桃栗三年、柿八年。柚子の大馬鹿十八年”と揶揄されるほど栽培期間が長く、市場に広く流通させることが難しいとされる柑橘でした。その状況を打破し、木頭ゆずを地域の根幹産業にするべく立ち上がった徳島県・木頭地区の果樹研究会は、長い年月をかけて工夫と努力を重ね栽培改良を行い、約3年で実らせることに成功。そのノウハウを柚子栽培を試みる日本各地に流通させ、今日の柚子を作り上げた木頭は、いわば「柚子のはじまりの地」でもあります。
プレミアム木頭ゆず果汁「黄金の雫」の特徴
1.一年にたたった数日だけの瞬間を閉じ込めた「奇跡」の味わい
10月末、青から黄に変わり始めた”早採れ”柚子を「はしり」、11月の中頃黄金色に輝く、旬の一番真ん中の柚子を「旬」、12月に入り霜が降る頃、甘みが増してきた“完熟”柚子を「なごり」と名づけ、風味の違いを最高のタイミングで体感できるように設計。気温、台風の有無、雨の量などその年によって異なる木頭の自然の恵みからなる木頭ゆずの、「はしり」「旬」「なごり」は今年、この瞬間だけを閉じ込めた奇跡の味わいです。
2.特別な製法で実現した、世界に1本だけを証明するナンバリング
奇跡の味わいを実現するための特別な製法により、生産数量に限りがあります。一つ一つ、柚子玉の大きさに合わせて力加減を調節し、人の手で搾るため柚子のえぐみを押さえ、すっきりと美味しい柚子果汁に仕上がります。この製法でのみ作られた証明として、限定数一本一本のラベルに瓶詰め順にシリアルナンバーを手書きで記し、世界に一本だけの柚子果汁を心を込めてお届けします。できるだけ新鮮な状態でのお届けのため、数量を限定生産のうえ搾汁・びん詰めからすぐに発送いたします。
3.農薬・化学肥料不使用の特別栽培の木頭ゆずを最大にいかすため、非加熱で。
黄金の村では、設立当初からお客様の安心・安全を考え、農薬・化学肥料を使わない特別栽培にこだわり続け、果皮まで無駄なく活用しています。
また、柚子の新鮮な美味しさをそのままお客様に体感いただきたいという理由から、非加熱で瓶詰めします。一般的に、加熱殺菌をせず要冷蔵保管での生産は非常に手間がかかり、柚子果汁の加工品では行われない所が多い中、「黄金の村」では非加熱にこだわりました。そのため柚子本来の風味とフレッシュな香りや美しい色合いを持つ、生きた酵母がそのまま含まれた柚子果汁をお届けすることを可能にしました。
「黄金の雫」商品ラインナップについて
プレミアム木頭ゆず果汁「黄金の雫」は、「はしり」「旬」「なごり」の3種の味わいを飲み比べられる3種セット、「はしり」「なごり」の2種セットをはじめ、5種類の商品展開となります。10月「はしり」11月「旬」12月「なごり」と収獲時期の異なる3種の果汁の風味の違いを味わえます。ドリンクやお酒の割材として、様々なお料理に、ヨーグルトやアイスクリームにも相性抜群。
特にこれからの時期は水炊きなどお鍋料理に欠かせないポン酢の代わりに贅沢にお醤油とゆず果汁だけで味わってみるのもおすすめです!
ぜひお試しください。